健診で糖尿病リスクを見つける

糖尿病は初期の自覚症状が乏しいため、健康診断がきっかけで偶然見つかることも少なくありません。ただし、一般的な健診で測定する空腹時血糖値やHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)だけでは、食後に起こる隠れ高血糖(血糖値スパイク)を見逃してしまう場合があります。
神戸市灘区・JR六甲道のおおや内科 糖尿病・心臓クリニックでは、一般健診から糖尿病ドック、心臓・血管ドックまで、糖尿病の早期発見と合併症予防に必要な検査をワンストップで受けることができます。循環器内科と糖尿病内科の両方の専門性を持つ院長が、検査結果を総合的に評価いたします。
一般的な健康診断でわかること
血糖値とHbA1cの測定
企業健診や特定健診では、血糖値とHbA1c(過去1~2ヶ月の平均的な血糖状態を示す指標)が測定されます。どちらも糖尿病の診断における基本項目で、異常値は糖尿病の可能性を示します。ただし、これらの数値が正常範囲であっても、食後の高血糖が隠れている場合がある点には注意が必要です。
当院では各種健康診断に対応しております。異常値が確認された場合は、その後のフォローアップも引き続き当院で行えますので、お気軽にお問い合わせください。
特定健診・後期高齢者健診
自治体が実施する特定健診や後期高齢者健診は、メタボリックシンドロームの早期発見を目的としています。対象者(※)の受診料は無料で、血糖値・HbA1cに加え、脂質・肝機能・腎機能・尿検査なども調べることができます。当院でも対応しておりますので、対象となる方はぜひご活用ください。
(※)特定健診:40~74歳の神戸市国民健康保険加入者、後期高齢者健診:75歳以上の神戸市国民健康保険加入者
当院の健診の費用(税込)
- 簡易健診:4,400円
- 企業健診Bコース(34歳以下等):6,600円
- 企業健診Aコース(35歳・40歳以上):8,800円
- 雇入時健診:8,800円
- 特定健診・後期高齢者健診:無料(対象者のみ)
※各健診の詳細については、当院のオフィシャルサイトをご確認ください。
事務手数料
以下の場合には別途料金を頂戴いたします。
| 内容 | 金額(税込) |
|---|---|
| 送料(郵送の場合、郵送物到着まで一週間から十日程度お時間を頂戴いたします) | 300円 |
| 送料(レターパックの場合、到着まで一週間程度お時間を頂戴いたします) | 600円 |
| 企業指定用紙への記入・転記 | 1,100円 |
| 英文文書作成料(企業指定の文書に限り、英文で通知結果の文書を作成いたします) | 3,500円 |
- 検査結果を直接取りに来られる場合、翌3営業日以降にお越しください。
- 5名以上の団体予約も対応可能
- 請求書払い対応
糖尿病ドック
食後の強い眠気や肥満の原因となる「隠れ高血糖(血糖値スパイク)」を見つけるための当院オリジナルメニューです。血糖値スパイク(血糖値の急上昇)は血管に大きな負担をかけるため、動脈硬化の原因となります。しかし、その特性上、空腹時血糖やHbA1cの値には影響しにくいため、通常の健診での発見が困難です。
糖尿病ドックでは、持続血糖測定器「FreeStyleリブレ」を利用して血糖値変動を見える化します。これにより糖尿病リスクを早期発見して、さらに効率的なダイエットと体質改善につなげていきます。
血糖変動を見える化できる「FreeStyleリブレ」
腕に500円玉大のセンサーを貼るだけで、2週間にわたる血糖変動をスマートフォンに記録できます。普段の食事で何を食べた時にどのくらい血糖値が動くかを、数値とグラフで具体的に確認できる検査です。採血の必要はなく、入浴も装着したまま行えます。
こんな方におすすめ
- 食後の強い眠気やだるさが気になる方
- 健診で血糖値やHbA1cがやや高めと指摘された方
- ダイエットがうまくいかない原因を知りたい方
- 自分の食事が血糖値にどう影響しているか確かめたい方
検査の流れ
初回は看護師がセンサーの装着とアプリの設定をサポートします。2週間の測定後に再度ご来院していただき、専門医が血糖変動のデータを解析・診断します。ご希望に応じて、管理栄養士による食事指導を受けることも可能です。
糖尿病ドックの費用(税込・自費)
初回
- センサー本体+看護師サポート:7,700円
- 2週間後の医師による解析診断:2,200円
- 管理栄養士の食事指導(ご希望の方のみ※):3,300円
(※)血糖値の上昇を抑えるための食事法を、専門家が具体的にコーチングします(ご希望の方は必ず事前にご予約ください)
2回目以降
2回目以降の方には、以下のコースをご案内しています。継続した血糖モニタリングで問題点を洗い出すことで、より効果的な生活習慣の改善を目指します。
- 解析・指導継続コース(新しいセンサー+医師による解析):9,200円
- センサー購入のみ:7,000円
管理栄養士による食事相談
続けられる食べ方を一緒に探す
生活リズムや好みに合わせて、無理なく続けられる具体的な工夫を管理栄養士が一緒に考えます。厳しい食事制限を求めるものではなく、無理なく続けられる食事法を見つけることが目的です。糖尿病ドックのFreeStyleリブレのデータをもとに「何を食べた時に上がったか」を振り返りながらアドバイスを受けることも可能です。
食事相談の費用(税込・自費・完全予約制)
- じっくり相談(30分):3,300円
- ワンポイント相談(15分):1,650円
ご予約について
- 食事相談は完全予約制です。
- 管理栄養士の勤務の都合上、午前中のみの実施となります。
- 担当者の急な不在により、直前に日程の変更をお願いする場合がございます。あらかじめご了承ください。
心臓・血管ドック
動脈硬化を目で見て確認する
糖尿病は心筋梗塞や脳梗塞のリスクを高めることが知られています。血糖値の数値だけではなく、実際に血管がどの程度傷ついているかを把握することが、合併症予防の大切な一歩です。
当院では以下の検査を組み合わせた心臓・血管ドックを用意しています。「今の状態」を詳しく調べつつ、「将来の心血管障害のリスク」を予測することで、適切な治療へとつなげます。
- 頸動脈エコー:首の血管にプラーク(コレステロールの塊)がないか画像で確認
- ABI検査:手足の血圧比から血管の硬さ(血管年齢)を測定
- 心エコー:心臓の動きや弁の状態を詳しく評価
- BNP:血液検査で心臓にかかっている負担の程度を数値化
- LOX-index:将来10年間の脳梗塞・心筋梗塞リスクを予測する血液検査
こんな方におすすめ
- 糖尿病や高血圧、脂質異常症を指摘されている方
- 家族に心筋梗塞や脳梗塞の方がいる方
- 40歳を過ぎて一度も心臓や血管の検査を受けたことがない方
- カテーテル治療の経験があり、再発予防を続けたい方
- 健診の数値は正常だが、動脈硬化が心配な方
心臓・血管ドックの費用(税込・自費)
- パーフェクトドック(5項目すべて):28,600円
- 心臓・血管年齢ドック(LOX-index以外の4項目):17,600円
- 画像チェックドック(心エコー+頸動脈エコー):14,300円
単独でも受けられます
- 心エコー検査:11,000円
- 頸動脈エコー検査:5,500円
- ABI検査(血管年齢):1,650円
- NT-proBNP(心不全マーカー):1,650円
- LOX-index(将来リスク予測):13,200円